子供の
病気について

問1 お子さんは年に何回くらい病院にかかる?


1

2〜3回

8人

1

1〜2回

1

3回

1人につき年1回から3回の病院通いで、全解答の60%を占めている。兄弟が2人、3人と増えると、多い方で年間9回は通うこととなり、1回の風邪で複数日熱が下がらない場合も含めると、仕事にかなりしわ寄せが来てしまうことは明らか。また、予防接種や検診等も平日の昼間になっているため、仕事をもつ親の負担が大きいようだ。


問2 家庭保育をされている方
    お子さんが病気になったとき、大変だったこと、悩んだことは?


1・兄弟の1人が病気になると、他の子の面倒を見てくれる人がいない 6

2・子供が休んでいるときに、子供をおいて出かけなければならない 3

3・兄弟が一緒に熱の場合、母親1人で2人以上の子供と病院へ行くこと 1

4・看病していると、家事ができない 2

5・自分も一緒に風邪をひいてしまったが、誰にも診てもらえないとき 1

6・夫が手伝ってくれないこと 1

  夜中や土日の開院体制の情報が足りない 2

  長期的病気との向き合い方(アトピー性皮膚炎等) 1

  車がないので病院への行き来が大変 1

  心配事を相談できないとき 1

  病院に行って別の病気をもらった 1

  医院薬を飲まない 1

その他

  あまり心配になる病気はない 3

上記1から6までは、全て助けてくれる人手の足りなさを物語っており、全回答の58%の方(半数以上)が、人の手による援助を求めている。中でも圧倒的に多いのが、「兄弟の1人が病気になると、他の子の面倒を見てくれる人がいない」の6名。核家族が増えている中、いざというときに子供を安心して預けられる施設が必要だということが、この数値からも明らかとなった。






問3 お子さんを預けている方。
    お子さんが病気になったとき、大変だったこと、悩んだことは?


1.仕事を休む、または早退 9

2.仕事を休むことが出来ない、子供に対して素早い対応ができない 9

3.看病する親の体力 2

4.病院に行く時具合が悪いのに2時間以上待たされるとき 1

  特別考えたことがない 1

  伝染する病気だと託児所にも頼めない 1

  上の預けている子が病気になったとき、3〜4時間の点滴の間も病院で下の子を見   

  なければならないので大変。 1

  とにかくママに会いたいと泣かれたこと。年少・年中と二年間泣き続け。 1

  死んでしまうのではと不安に成った 1

  保育園からよく病気をもらってくる 1

働く母親は、仕事を休むこと・早退することに対する職場への申し訳なさと、病気の子供に対して十分な対応ができないことへの狭間にあり、かなり精神的に苦しい立場にあることがわかった。

母親が安心して預けられる病児託児は、現代の子育て条件には必須であると同時に、子供が病気の際は、思う存分看病が出来る社会システム作りも大切であることが伺える。



問4 子供が病気になったとき、一番協力してくれるのは誰か?



夫や義理の母、実母の存在が大きいことは、とても頼もしいかぎり。しかし「だれもいない」という悲鳴も一方では聞こえてきた。家族で協力体制を取っている場合もあれば、全然協力しない家族、シングルマザー(シングルファーザー)等、家庭事情は様々。助けが必要な時に、手を差しのべられるシステム作りが必要である。協力内容は、「子供の看病」「病気ではない兄弟の保育」「家事」等が多い結果となった。



問5 病院と提携を結んだ緊急託児施設があれば、利用したいと思うか?理由

「思う」・・48人

「思わない」・・・3人

「その他」・・・6人

いざというときの安心、心強さの面から、利用したい方が圧倒的に多いという結果となった。ただ、利用に際しては、料金の設定、疾病に対する処置、子供を急に預けることへの不安解消が大きなポイントになっている。料金を自治体等で補填できること、石や看護婦がいること、子供の顔を知っている保育士がいること等が条件となってくる。




問6 緊急託児施設に必要なもの、望むこと(複数回答)

1.子供の心のケア 7

2.保育園、病院、家族との連携 5

3.伝染病等の管理 4

  医療設備 4

  熟練した保育士 4

4.24時間利用できること 3

  料金が明確であること(低いこと) 3

  医師・看護婦の在駐 3

  徹底した管理体制 3

5.虐待なし 1

  年齢制限なし 1

  定員を増やす 1

  概ね中学校の学区単位に整備すること 1

医療設備や管理体制はもちろんだが、母親が一番大切に思っていることは、「子供が安心して体を休めることができるやすらぎ空間とやさしいまなざし、それを支える保育園、病院、家族との連携」であることが明確となった。そのためには、病気のときだけ預けるのでは、それは実現しない。日頃から施設のスタッフが子供や家族と良い関係を作っていることが大前提となる。

そのような施設が学区単位に整備されることが、地域社会の理想として求められている。


現代の少子化の原因は種々あげられているが、その中の大きな要因の一つが病児託児の少なさにもあると思われる。結婚後も働く女性が増えている現状に対して、子供の病気に関する対応は、「子供を産むのをやめようかな」「子供を一人生んでもうコリゴリ」から「もう一人産もうかな」へ変える、大きなステップの一つだと思われる。




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